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自分の器を広げるとき

むしゃくしゃする事があった時に気晴らしにネットサーフィンをしていたら
こんな言葉に出会いました。





人生には、どうしても受け入れられないことを
受け入れるしかないときがある。

そのとき、
「逃げるな! 戦うな! 弱るな!」
と言われてしまったら、

全部、出口をふさがれてしまったら、

あとはもう、「自分の器をひろげるしかない」。








そう、まさに今私は
自分の器を広げるとき。

限界は自分でつくらなければいつまでだってのびる。音楽の器も人間も。

ついこの間も、学校の地下のソファーで友達とオレオをかじりつつこんな話をしてました。
つたない私の英語でも、わかり合う事の出来る友達に出会えることへの幸せ。


今わたし、とっても幸せです!!


引用した記事はこちら
どうにもならないものを受け入れる力




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Britten:CanticleVコンサート終了!

最近更新できてなくて、、、スケジュールが鬼だったもので・・・。
まだまだ一段落しませんが、コンサート後の打ち上げも何もなくて
なんだか一区切りつかない気分だったので、とりあえず更新。



コンサートの後で学校のホールで記念撮影。
テノールはジュリアン・フォーブス (Julian Forbes)
ケンブリッジを卒業後アカデミーに来て今は修士課程2年生です。
今年5月に京都に招かれてやはりブリテンのEnglish Folk songs を歌う予定なのだとか。

彼はどちらかいうとバロック以前の音楽が専門のテノールだそう(本人談)
彼はすでにSolomon Choir and Orchestraの一員としてプロ活動を始めています。
こないだ家の徒歩圏内でコンサートがあったので行ってみたら、すごく良かった。
Solomon Choir and Orchestraのサイト

ちなみにそのときは、歩いて20分位の所なのに迷って1時間以上歩き回り、ビックベンやウエストミンスター大聖堂やらロンドンアイやら全部見ることが出来てしまいました

そして彼とはアカデミーのコンサート企画課からたまたま紹介されたのですが、
なんと、私と生年月日が全く一緒!!!
ちょっと性格も似てるかもな・・・





ちなみに私、身長は167センチあって、決して日本人では小さい方ではないんですが、
何よ、この差?



歌曲集カンティクルはイギリス人の大好きな作曲家、ブリテンの最晩年の作品。
なかでもカンティクル5番は亡くなる年かその前年に書かれた曲です。
彼の生涯のパートナー、テノールのピーター・ピアーズと
彼ら二人の住むオールドバラに出入りしていた8人の音楽家の一人、ウェールズ出身のハープ奏者オシアン・エリスが初演しました。

第5番の副題は『聖ナルキッソスの死』
T.S.エリオット(キャッツの原作者として有名ですが)の詩につけられた音楽は
美しくも、残酷で、ブリテンの悩みや苦しみが伝わってくるようだと私は感じます。


ブリテン、というとイギリス人の口から真っ先に出てくるのが同性愛という言葉。


今回、この曲を何度も歌っている有名なテノールのイアン・パートリッジ先生のレッスンを受ける機会があったのですが、先生の言によれば「ブリテンと親しくなるのはとても難しい」。
先生はピアーズのことはとてもよく知っていたそうですが、ブリテンはとても閉じた性格だったようで、なかなか他者を受け入れなかったそう。

写真を見ると、確かに、閉じた雰囲気のブリテンと太陽のような笑顔のピアーズ。
ブリテンが年老いて、ピアーズの伴奏を出来なくなると、テノールとハープのための曲を書き、
オシアン・エリス(男性)に伴奏を頼んだそうです。

ただでさえ、規律や身なりや社会的振る舞いに厳しいこの国において、
まだ同性愛が法律で認められていなかった頃の、おそらく偏見と差別に満ちた生活。
自らの信念と、葛藤や苦悩に満ちた彼の人生(すべて私の想像ですがw)が、このエリオットの詩をテキストに選んだこと(私には少し自虐、自戒のようにも感じられます)や、そしてたくさんの半音や不協和音や不穏、不安定な調性に現れているようです。

英国では功績を残した音楽家には女王から称号が与えられるそうですが、その功績は充分であるにも関わらずブリテンにはなかなか回ってこなかったそうです。その原因には彼が同性愛者であることが大きく関わっていたとされています。
けれど、そのような試練に身を晒すことになろうとも、やはり自分と自分の創作活動にはパートナーのピアーズとの生活や支えが必要だったのでしょう。

ただでさえ、理解されるのに時間の要する現代音楽の創作活動。
最大の理解者がたまたまピアーズで、たまたま同性だったというだけ・・・だったのかも?
ブリテンの譜面を見る限りでは、彼が性同一性障害で心情的に女性だったという様には思えないのです。
彼の音楽は、女の様に泣くのではなく、あくまで慎ましやかに、「男泣き」をしているように感じるから。

資料に寄ると、ピアーズ24歳、ブリテン21歳の頃出会い、ふたりは生涯支え合って作曲、初演活動を続けたそう。
驚くべきことに、ピアーズはブリテンの作曲活動の細部にまでアドバイスをしていたのだとか。
ピアーズはブリテンの10年後に没し、オールドバラの教会に隣合って眠っているそうです。


まだ調べ始めたばかりでまだ資料も少ないので、かなり私の妄想で脚色がなされているかもしれないのですが、
なんだか私にはブリテンとピアーズの関係が、いとおしくさえも感じられてきます。



カンティクル第5番は
最後は揺るぎない信念の勝利とも、孤高の死の哀しみとも、自己の欲求の満たされた後の幸福感ともとれるEの3オクターブの連打で静かに気高く曲を閉じます。


今、ブリテンがすごく気になる!!
イギリスにいる内にテノールとハープのための曲を全て学びたいなあ。





ちなみにこの動画、肝心の一番最後が切れてしまっています・・・がく。

やはりリハーサルの演奏ですが、すべて録音できている物はこちら(ちょっとキズあり...
AKIKO IWAKI PODCAST



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プロフィール

aco

Author:aco
ハープ弾き いわき晶子
現在ロンドンで修行→帰国
オーケストラで演奏するのが大好き。
最近は歌+ハープのプログラム開拓に、はまっています。
http://acohp.web.fc2.com/
http://www.facebook.com/iwakiakiko
http://www.youtube.com/user/acoharpe
https://twitter.com/acohp

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