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ハリソン・バートウィッスル

SP_A1263#1



SP_A1262.jpg


写真、だいぶぼけていますが・・・

上の写真を見ておおっ!と思われる方は少ないでしょう。

イギリスの現代音楽の世界ではとてもとても有名な作曲家、
ハリソン・バートウィッスルさん です。




11月に出演したアカデミーでのマンソンアンサンブルコンサート(現代音楽のアンサンブル)
の終演後、記念にぱちりさせていただきました。
一緒に写っているのはロシア人ピアニストのニカと、同じくロシア出身のフルーティストアラニア。


演奏したのはSilbury Airでした。
曲の情報はこちら


指揮は彼の腹心、エルガー・ハワースさん。
彼の経歴はこちら

エルガーさん自身も作曲家で、数々の新曲を世に送り出してきた有名な指揮者だそうです。
この曲を初演したロンドンシンフォニエッタのメンバーでハーピスト、アカデミーの現代奏法の先生の
ヘレンが最も信頼する指揮者の一人なのだとか。
この曲を弾く事になったとき、彼女に相談したところ
彼なら大丈夫!とってもわかりやすいし、親切だし、なにしろこの曲はハープがとても大変なことをよく分かってくれる。と太鼓判。とてもほっとしました。


現代音楽のエキスパートというと、小松一彦先生のようなとても眼力のある方を想像していましたが、
ハワースさんは、物腰の柔らかな、静かな雰囲気の、そしてちょっとお茶目なイギリス紳士でした。
(ちなみに、小松一彦先生は一度演奏をご一緒させて頂き、私のとても尊敬している指揮者です!)


リハーサルにはバートウィッスルその人が聴きにくるという事で、
私たちはちょっと緊張

なにしろこのジルブリーエア、
テンポや拍の変化が尋常でなく多く、
ものすごく集中した状態を維持しないと曲が最後まで続いていかないような代物。
しかもそのテンポ変化は「前の小節の一拍の5分の1の4連符分の早さで」
という風に厳密な速度指定がなされているのです。

編成は弦楽四重奏、コントラバス、フルート(ピッコロ)、バスクラリネット、コールアングレ、トランペット、トロンボーン、ホルン、打楽器、ピアノ、ハープというなかなかの大編成。

リハーサル当日まで、誰かが数え間違えたり、何かが起こったりしてハラハラ。
(指揮者が突然止めて、誰か、ティッシュー・・・なんてこともありました風邪の季節ですから




そのバートウィッスルさん、とてもかわいらしい方で(野うさぎのようなといったら失礼かな?)
人を緊張させないどころか、ちょっとほっとさせるような雰囲気さえ持つ方でした。

ああ、この曲の作者が見ていてくれるから大丈夫、というような不思議な安心感をもっている人。



それでも、やはりバートウィッスル(ほぼ固有名詞)にあったというと、イギリスの先生は皆
そりゃすごい!よかったね、というような方な訳です。
そしてこの曲にはハープの大ソロと最後はハープが一人で曲を締めくくらなくてはならないので、
私はそれはもう必死で数えていました

リハーサルの後、バートウィッスルさんがハープ方面に近づいてくるので
ひええ、私なにか間違った事をひいていたかなと思ったら

ハープの特殊奏法をつかった新しい音色を最近見つけて次の曲に使うとかで、
それをやってみてほしかったらしいのですが、どうやるのか忘れてしまったらしく、
ハワースさんもやってきて、あれ、こうだっけな、どうだっけな・・・みたいなことに。

その間、なぜかバートウィッスルさんが私の肩にもたれかけさせているハープの支柱に寄りかかるので

・・・・っ重い!!!!


つぶれる!必死でその奏法を探しつつ、
何となく、重いんですけど!と言えなくて密かに押し返して耐えていました。


そんな私の苦労も知らず、
最後にハープの支柱に手をかけて顔をのぞかせながら、

僕のオーボエとハープの曲知ってる?あとハープソロもあるよ。
今度弾いてみてね

とやはりかわいらしく言ってくださりお帰りになられました。


重かったけど、嬉しかった!



本番はとてもいい演奏になったと思います。
この曲がトリだったので良い気分でした。

後日とても良い評が出たといって、演奏係の方が記事を送ってくださいました。

演奏会評


一緒に演奏した仲間たちは驚くほど能力が高く、この中から後に有名になっていく人が育っていってもおかしくないと感じました。




ロンドンでの初演奏はこうして首尾よく終わりましたとさ。ちゃんちゃん。



私は翌々日にハープショーケースコンサートがあり、
2つの初演をしなければならなかったのでそそくさ帰ったのですが、
こっちでも打ち上げの習慣、あるのかしら?

とはいっても
アカデミーの地下の食堂にはバーがあって
そこが5時以降営業するのでおそらくそこでつつましく盛り上がるんだろうけどね。




ニカが携帯でとった写真を今日もらうことができたので
遅ればせながらコンサートレポートでした。

wikipedia Harrison Birtwistleのページへ
Boosey & Hawkes のHarrison Birtwistleのページへ

変な日本語だけど上記のサイトの機械翻訳ページ
wiki 訳文
boosey 略歴





SP_A1261.jpg

上記のロシア出身のふたりとクラリネットの橋本あんなさん。







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aco

Author:aco
ハープ弾き いわき晶子
現在ロンドンで修行→帰国
オーケストラで演奏するのが大好き。
最近は歌+ハープのプログラム開拓に、はまっています。
http://acohp.web.fc2.com/
http://www.facebook.com/iwakiakiko
http://www.youtube.com/user/acoharpe
https://twitter.com/acohp

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